ララバイ真田丸


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毎週楽しみに見ていた真田丸が昨日ラストを迎えた。
幸村の最期には諸説あって、越前の小大名が首を取ったとか
自分から首を差し出して笑ったとか、自刃したとか
そのまま生き延びて九州に逃げたとかいろいろある。

三谷さんが幸村の最期をどう表現するのか
楽しみだったんだけれど、私は自刃したラストこそ
幸村らしいと思ったよ。
でも実際にその姿はドラマ中では出てこなかったんだよね。

見ているほうからしたら幸村は死んだの?生きてるのどっち?
という表現の仕方だったんだけれど
これに対して曖昧だったとか不満をいう人が少なからずいたみたい。

でも、幸村が自刃して首が落ちるシーンを今まで幸村を
応援してきた人たちって見たいか?って思うのよね。
みんなできれば生きていて欲しいというのが希望でしょう。
それはなぜかといえば、幸村はヒーローだから。

歴史上の人物の中でヒーローとして持ち上げられる人たちって
最後が曖昧なのが通例。
信長しかり義経しかり、坂本龍馬しかり
でもだからこそ彼らは庶民の想像力を掻き立て
創作や物語が生まれその中で生き続けることができている。
今回の真田丸のラストはそういう幸村のヒーローというイメージを
壊さないという三谷さん側の配慮だと思うよ。

幸村はすでに亡き人ではあるけれど
でもよく考えてみよう。
誰でも勇気と愛を持って生きたいと思うでしょう?
そんなときに幸村の姿がふと頭の中によぎって、彼のように自分もなりたいと
思うはず。幸村が死んで400年以上経つけれど
誰も彼の名前を忘れなかったのは、彼が人々の心のなかで生き続けることが
できたから。幸村は戦いには破れたけれど、彼は人として多くの人を魅了し
鼓舞してきた。家康ができなかったことを彼は今でも成し遂げていることを
考えれば、真の勝利は幸村にあったと言えると思います。

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