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黒百合病院 最終稿


迷いに迷ってブレにぶれた
黒百合病院でしたが
白紙とにらめっこすること
一日、結局いろんなものを捨てて
一番かきやすいタイプに持って行きました。吸血鬼ネタはばっさり捨てました。

簡単なプロット

ある洋室の一部屋
女性が椅子にすわって男性と会話中
今日であなたとであって一年目だったわね。正直、初めてあったときはびっくりしたわ、だって銃を片手にこの病院に押し入ってきたんだもの。
でも、それも運命のいたずらだったのよね二人が出会うための。
ね、白井さん…

女性の前に座っているのは
人ではなく骸であった。
俺の名は白井、そしてこれは
今の俺である。
前にいるこの女は黒百合刹那…
何で俺がこんな姿で彼女の前にいるのか
それは俺が死んでもなお
彼女にとって特別な存在でありたいと
望んだからである。
話は一年前に遡る。
ちょうど車で事故ってこの森に
迷い込んだ時黒百合病院をみつけたのさ

拳銃を構えた男
怯える看護婦たち
医者はどこだとおどす男
そこに黒百合が登場する。
黒百合は彼を迷える子羊さんと
呼び、診療室へ通す。

ベットの上で傷口の縫合を
始めようとする黒百合。
白井は麻酔はいらないと言う
女は信用できないという男
しかし痛みの中で気を失う。

夢の中で口論する男女
お願いだ後五百
いや百万でもいい!
そうすれば会社の経営も立て直せる!
何度も行ったでしょうもうあなたに出せるお金はないって。
私、ここを出て行くわ。
待てよ!婚約者だろ!
見捨てて行くのかよ!
返すわよこんなもの!
指輪が地面に投げ出される
女性は怒って玄関へ歩いて行く
おい、ちょっと待てよ!
振り向く女性、後ろには銃を持った男

目が覚めるとベットの上にいた男
縫合された傷口を
早くここから出ないと
警察が追ってくる
病室を出るとそこで黒百合と遭遇
銃をどこへやったのか問い詰める男
銃ならそこにと指さす先
男は右手にしっかりと銃を握りしめていた。
あなたが私の患者である以上は
私は全力であなたを守るわ
たとえ殺人者であってもね
黒百合は去って行く。

白井は病室に戻る。
すると隣のカーテンがあき
包帯だらけの血色の悪い患者が
顔をのぞかせた。
お前が先生に気に入られた新人か
入院させてもらったからって
いい気になるんじゃないぞ。
患者からは酒の匂いがする。
お前、病人のくせに酒なんか…
俺は記念すべき20回目の手術のために
こうやって癌の芽を育んでんだよ。
はぁ?!
そんなことしたら死ぬぞ!
いいんだよ、どうせリストラされて
家族にも見放された身だ…
どうしてそこまでする?
全て先生のためさ。
彼女はこんな俺でも受け入れてくれている、だから患者は身体をもって
先生に奉仕する。
彼女は人の腹を開いている時だけ
笑顔になれるんだ。
彼女に忠誠を尽くす患者は
こいつだけじゃなかった。

食堂、患者たちは脂ぎった肉片を
これでもかと口にほうばっている。
喫煙処は常に満杯で一服というよりは
両手に何本もタバコを持ち一心不乱に
患者たちはタバコを吸っている。
数人の患者たちは自ら傷口を開き
傷つけ、四肢を損傷するものまでいた。

まるでここの患者たちは
自ら死にに行っているようなものだった
白井は危険を感じ病院を後にすることに

黒百合が引き止めるのも聞かず
白井は病院の扉に手をかける。
するとそこには警察関係者と思しき
車の姿が…
白井は引き返して黒百合に匿うよう懇願するが、もう患者でないものは
守る義務もないと突っぱねる。
いうことを聞かないと撃つぞ!
と脅されても平気な顔の黒百合。
ピンピンしてると挑発。
慌てる男に黒百合はナイフを投げる。
選びなさい、外に出るか患者に戻るか
くそっ!と男はナイフを手に取る。

警察官二人が白井の写真を持って
病院に入ってくる。
白井は恋人と別れ話のもつれで
相手を殺害したとのこと。
警察官は病院内に入ってくる。
廊下に血の跡を見つけた刑事は
とある一室の扉を開ける。
すると骸骨の標本が倒れてくる。
慌てる刑事。それは人骨なんですよ。
献体してくださった方のね…
でか二人はびっくりして病院を出て行ってしまった。

診療質で傷口の縫合を受ける白井
そうやって患者を騙して楽しんでるのか
と問い詰める。楽しんでなんていない
私は患者の意思を尊重しているだけだと
黒百合。黒百合にはかつて愛する人がいた、しかし彼は癌にかかった。
黒百合のために彼は癌の治療と手術を
黒百合に依頼。症状は末期で手の施しようがなかったが、彼は死ぬ直前に彼女に
解剖されることを望んだ。どうせ死ぬなら彼女のためになりたいと。
彼女にとってその時に感じた心臓の音や地の匂いは何物にも変えられない
プレゼントであった。それ以来、人の
腹を切っている時に笑うようになったのであった。
白井は気持ち悪がる。
でも、私はあなたを裏切ることはしない
患者である以上、私はあなたにとって
特別な存在だから。
白井は彼女の目を見ていると
何だか同情してしまったのだった。

白井は彼女が他の患者を見ていると
嫉妬するようになった。
誰よりも特別な存在になりたい
彼女の心を救ってあげたいと。
銃を手にした彼は気がついたら治りかけていた左手を射抜いていた。

それから彼は不摂生につとめた
脂ぎった肉片を腹に流し込み
タバコをワンケース口に押し込み
食道が焼けただれるほど酒を飲んだ

そんな努力もあって彼の体には
いくつものがん細胞が巣食っていた。
こんながん細胞は始めてだと喜ぶ
黒百合をみると嬉しくなる白井。
そんなおり、手術を控えていた
隣の患者が死亡する。
男にとってそいつはライバルであったが
彼は死んでしまい結局
病院の裏の墓地へ埋葬された。

もしかしたら自分もしぬのではないかと
怯える白井は黒百合に生きているうちに
手術して欲しいと懇願する。
もう手術しても無駄だと言われたが
それでもいい特別でいたいと言う。
そして彼女の指に指輪をはめた
黒百合は承諾し彼を生きたまま解剖する
彼女の笑顔を見ながら彼は生きたえた。

そして彼は今や彼女のコレクションの
ひとつとして存在している。
黒百合は呼ばれて部屋から出て行く。
たくさんの骨の標本、臓器のホルマリン
にかこまれ白井はまだ自分が特別であると信じていた

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